分科会3:生き方×働き方「なりたい自分」
「女だから、男だから」ではなく、生きやすい社会にするために
~橿原が変われば、奈良が変わる、そして日本を変える~
「女だから、男だから」ではなく、生きやすい社会にするために
~橿原が変われば、奈良が変わる、
そして日本を変える~
地域のジェンダーギャップを解消し、誰もが自分の”ありたい姿”を実現できる社会醸成のために、
個人や組織でできることを考えましょう。
登壇者

講演/コーディネーター
株式会社Will Lab (ウィルラボ)代表取締役
内閣府男女共同参画推進連携会議有識者議員
奈良県こども・子育て推進アドバイザー(ジェンダー平等推進担当)
小安 美和(こやす みわ)
東京外国語大学卒業後、日本経済新聞社入社。2005年株式会社リクルート入社。エイビーロードnet編集長、上海駐在などを経て、2013年株式会社リクルートジョブズ執行役員 経営統括室長 兼 経営企画部長。2015年より、リクルートホールディングスにて、「子育てしながら働きやすい世の中を共に創るiction!」プロジェクト推進事務局長。2016年3月同社退社、6月 スイス IMD Strategies for Leadership 女性の戦略的リーダーシッププログラム修了、2017年3月株式会社Will Labを設立。企業や地方自治体と連携し、全国各地で女性のエンパワーメント、女性のリーダー育成に取り組んでいる。2019年8月より内閣府男女共同参画推進連携会議 有識者議員。

パネリスト
奈良県立医科大学 女性研究者・医師支援センター准教授・副センター長
奈良県男女共同参画審議会会長
須﨑 康恵(すざき やすえ)
1991年奈良県立医科大学卒業。済生会奈良病院で内科医師として勤務した後、1999年から3年間、夫と共に2歳の長女を連れて米国Harvard大学に研究留学。女性研究者の活躍が進む職場環境に感銘を受け帰国。奈良県立医科大学で診療、研究、教育に携わる傍ら女性研究者支援センターの立ち上げに参画。2014年センター専任教員に就任以降、女性研究者・医師の活躍推進に向けた取組、次世代へのキャリア教育、奈良県の男女共同参画推進に尽力している。42歳で恵まれた次女の通う女子高の保護者会役員を務める等、公私共に様々な女性と力を合わせて奮闘中。

パネリスト
奈良県警察本部 警務部警務課 企画室長
澄川 周平(すみかわ しゅうへい)
2002年奈良県警察採用。交番での勤務を皮切りに、犯罪捜査を行う刑事部門や、防犯対策を中心に行う生活安全部門での勤務を経て、2024年から現職に従事。現在の職務内容は、警察行政の調査・研究・企画業務であり、県警察におけるワークライフバランスの推進、職員の勤務制度、ハラスメント防止を担当している。特にワークライフバランスについては、男性職員の育児休業の取得促進のための取組を鋭意進めている。6歳と3歳の子を持つ父親でもあり、同じく奈良県警察官である妻とともに、育児と仕事の両立に奮闘している。

パネリスト
一般社団法人COTOIKU 代表理事
岩城 はるみ(いわき はるみ)
日本の子育てにおけるジェンダー平等を目指し、子育て支援事業や啓発活動、講演等を行っている。
1982年生まれ、鳥取県出身。広島大学卒業後、大阪府の高校で7年間数学教諭として勤務し、第2子出産を機に退職。同時に、子育てと両立できる形で起業し、子育て支援事業を開始。事業を通じて出会った多くの保護者の悩みや自身の両立経験から、日本の子育てに関する社会課題の根底には“ジェンダーギャップ”が存在していると実感するようになり、母親だけでなく父親や社会全体を子育ての担い手とする活動へと発展させる。現在は関西大学大学院博士課程にて子育てとジェンダーの研究にも取り組む。主な研究テーマは父親の子育て・男性育休。

パネリスト
株式会社ハンナ 取締役
西岡 徳行(にしおか のりゆき)
45期目を迎える運送事業社にて、リスク分析や人財教育のマネジメントを行なっている。
1976年奈良県出身。1997年株式会社ハンナ入社。ドライバーとしてスタートし、2005年管理職を任命され、その後は営業・管理・新規事業開拓等、様々な業務推進に携わってきた。
現在は、性別関係なく社員一人一人が個性を磨けるように、職場環境の改善やアカデミーの開設に尽力している。
分科会内容
■シンポジウム
「女だから、男だから」ではなく、
生きやすい社会にするために
~橿原が変われば、奈良が変わる、そして日本を変える~
ジェンダーギャップの解消をめざし、女性が「なりたい自分」になって、自由に能力を発揮して働ける社会を作るために必要なものを探します。
講演によって奈良県の現状を踏まえた後、様々な分野で組織改革や自己実現をめざして取り組みを続けているパネリストたちとともに、めざすべき奈良県の姿についてのトークセッションを行います。
最後には、会場の参加者皆様それぞれが「明日からできる取り組み」を考え、それを掲げて会場全体で記念撮影を。
1.講演
「女だから」「男だから」ではなく、生きやすい社会にするために
(株)Will Lab 代表取締役 小安 美和
2.シンポジウム
第1部 パネリストによる活動発表
①医師の男女共同参画
奈良県立医科大学女性研究者・医師支援センター准教授・副センター長
須﨑 康恵
②警察本部における男性の育児休暇制度について
奈良県警察本部 警務部 警務課 企画室長
澄川 周平
③ジェンダーギャップ解消のために組織で何ができるのか
株式会社 ハンナ 取締役 西岡 徳行
④子育て×仕事の両立問題から考えるこれからの生き方・働き方-“輝く女性”のその先へ
一般社団法人 COTOIKU 代表理事 岩城 はるみ
第2部 パネリストによるクロストーク