分科会1:健康・医療

未来に向かう医療
~性差医療を知って健康寿命をのばす~

未来に向かう医療
~性差医療を知って健康寿命をのばす~

性差医療から学ぶ。
これからの高齢化社会を誰もが生き生きと過ごすために取り組めることを共に考えます。

分科会1:健康・医療

時間

12:30~14:30 (前半分科会)

会場

奈良県橿原文化会館 大ホール

アクセス

形式

講演・シンポジウム

座長

奈良県立医科大学卒業後、近畿大学医学部助教授、奈良県立医科大学耳鼻咽喉・頭頸部外科学講座教授を経て、2014年から現職。専門は聴覚医学、臨床耳科学、MBT(医学を基礎とするまちづくり)。医学博士。
2004年に、気導・骨伝導に次ぐ第3の経路を発見し「軟骨伝導」“cartilage conduction”と命名。世界に先駆けて軟骨伝導の研究に取り組む。「医学的発見は製品となってはじめて人の役に立つ」という信念のもと、MBT(Medicine-Based Town、医学を基礎とするまちづくり)構想を立ち上げ、MBTコンソーシアムを設立。約200社の企業とともに医学と産業をつなぐ活動を行っている。

進行役

奈良生まれ。1987年慶応義塾大学医学部卒業、1991年大阪大学大学院医学研究科修了(医学博士)、奈良県立医科大学産婦人科、大阪府健康福祉部を経て、2009年から奈良大学教授、2020年より副学長。女性と子どもに関わる医療と保健福祉行政に携わった経験をもとに、大学では、健やかに生きること、ライフキャリア、生命倫理と最新医療などについて、若い世代と考察している。行政委員会、審議会等の委員として、地域の男女共同参画の推進に取り組んでいる。奈良県で初めて女性の公安委員会委員をつとめた。産婦人科医としては奈良県立医科大学附属病院の女性専用外来を担当。

シンポジスト

【資格】
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医
耳鼻咽喉科専門研修指導医
補聴器適合判定医
補聴器相談医
臨床遺伝専門医
日本耳科学会認定耳科手術暫定指導医

【学会活動】
日本聴覚医学会理事
日本耳科学会理事
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 国際委員会委員

シンポジスト

1981年 慶應義塾大学医学部卒業、1985年 同大学院修了(医学博士)、1986年 国立がんセンター(現・国立がん研究センター)入所、1984年 研究所臨床疫学研究部長、2003年 がん予防・検診研究センター予防研究部長、2013年 がん予防・検診研究センター長、2016年 社会と健康研究センター長、2021年 医薬基盤・健康・栄養研究所理事兼国立健康・栄養研究所長、2023年 国際医療福祉大学大学院教授(現職)

シンポジスト

1985年奈良市出身。奈良県立医科大学を卒業後、整形外科医となり、関連病院での勤務ののち、同大学院に入学。2022年に大学院を卒業後、同大学病院で勤務している。
整形外科の中でも、超高齢社会で手術件数が著しく増加している脊椎外科を専門とし、日々の臨床に携わっている。また、大学病院教員として、研究・教育にも従事している。脊椎外科以外にも、骨粗鬆症やスポーツ医学、舞台医学など多方面での活動も行っている。整形外科は種々の診療科の中でも女性医師の割合が特に少ないが、患者の半数以上は女性であり、女性医師のニーズは高い。女性医師が働きやすく活躍できる整形外科を目指して、さまざまな分野にその活動を広げている。

分科会内容

■講演・シンポジウム
未来に向かう医療~性差医療を知って健康寿命をのばす~
超高齢化社会で誰もが健康でいきいきと過ごすため、性差医療の最新研究から男女の身体特性や病気の要因を学びます。各分野の専門医による認知症の予防としてのコミュニケーションの重要性、がんの要因の男女差、健康寿命を左右するフレイル予防についての講演と意見交換を通じて、全世代がQOLを高め、健康寿命を延ばすためのヒントを提供します。

1.趣旨説明

2.シンポジウム

座長挨拶 問題提起 

奈良県立医科大学学長 細井 裕司

講演「認知症予防のための難聴を考える」

愛知医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科特任教授
内田 育恵

講演「男のがん/女のがん」(疫学研究からみた日本人のがんの要因)

国際医療福祉大学大学院教授(元国立がん研究センター社会と健康研究センター長)
津金 昌一郎

「骨粗しょう症とフレイルの予防」

奈良県立医科大学講師 川崎 佐智子

3.意見交換

4.座長統括