分科会9:DV・デートDV

子どもたちを
被害者にも加害者にも傍観者にもさせないために

子どもたちを取り巻く状況のお話を通して、新たな知識や情報からジェンダー平等について考えます。

分科会9 DV・デートDV

時間

15:30~17:30 (後半分科会)

会場

奈良県社会福祉総合センター 5階 大会議室

アクセス

形式

トーク&ディスカッション

パネリスト

養護教諭として三重県内の小学校、高等学校に勤務。退職後、2016年より性教育講師として講演活動を開始。その他、書籍やWebメディアでの執筆、X(旧Twitter)では「にじいろ」名義で性に関する情報発信をおこなっている。主著「10代の妊娠(合同出版)」。保護者向け性教育サイト「命育」一部監修。

パネリスト

大阪府在住。幼少期から性別違和を感じ「なんだか人と違う」と思いつつ育つ。20歳での就職活動での葛藤が最後のきっかけとなり、トランスジェンダー男性/パンロマンティックであることをカミングアウト。以後、性的マイノリティ当事者として、2012年頃から多様な性に関する啓発活動や相談業務に携わり始める。2024年末時点で講演数250回以上、年間80回以上の登壇を実施。LGBTQ+やジェンダー平等についての講演や個別相談を続けつつ、自分らしく人と繋がり、希望を感じる体験を創造する対話・場づくりユニット『tomoni.』の共同代表としても、教育現場を中心に活動を行っている。 

コーディネーター兼パネリスト

1989~2005年に奈良県が公募した「奈良県女性海外派遣調査研究事業」(19カ国/172人)に参加したメンバーのネットワークとして、2007年に設立された市民団体。
男女平等施策の先進国で学んだことを活かし、多様な観点から県内各地域の男女共同参画推進のための活動を行っている。幼保小中高や特別支援学校、専門学校、大学、保護者、教育関係者や自治体、各種団体、市民、企業などを対象に、デートDV防止・DV予防教育出前授業や、電話やメールによる相談事業を実施。これまでの出前授業受講者は9万人以上。いかなる暴力もない、たがいの人権を尊重しあえる関係づくりを学びあいながら、一人ひとりが本当に輝ける社会の実現をめざして活動している。

分科会内容

■トーク&ディスカッション
子どもたちを被害者にも加害者にも傍観者にもさせないために
国では、都道府県や自治体を通じて各教育機関に対し2023年度より、子どもたちを被害者にも加害者にも傍観者にもさせないための「生命(いのち)の安全教育」の実施を求めているが、各学校現場ではなかなか進捗していない実態がある。

子どもたちを取り巻く状況のお話を通して、新たな知識や情報からジェンダー平等について考え、子どもたちの実態や、大人が知っておきたいこと、DVや性暴力のない社会に向けてこどもたちに何を伝えていくのか等を話し合う。